慶應受験記_5

先生と話した直後のがっかりした気持ちとは逆に、その晩、ベッドの中で様々な思いが浮かび続けていた。

大学に行くってどんなことなんだ。

一流大学はどんなとこなんだろ。

サラリーマンでも高学歴の人は活躍しているよな、なにか秘密があるのか?

でも俺の卒業した高校は偏差値50ないぞ。

学年で一人MARCHレベルに受かるやつがいるくらいだ。

進路先に早慶以上の大学なんて見たことないぞ。

大東亜帝国レベルの大学に行く奴らさえも俺にとっては頭がいい奴らだったし。

そんなやつらの学歴を自分が超える、想像がつかない。

スポーツ推薦で入学した俺は高校受験はおろか、在学中に勉強したことがない。

最終的な成績の順位は学年下位20%ぐらいだったかな。

英語なんて何もわからない。

be動詞ももちろんわからない。

なぜ文中にwhatやwhichが出てくるんだ。

文頭オンリーだろ。

そんな俺が、大学?

でも、今の生活そこそこ楽しいよな。

会計士の勉強はしなきゃいけないが、バイトも楽しい。

勉強するならバイト友達との関係も切らなきゃいけないよな。。。

それ以降数日、様々な考えが頭を駆け巡っていた。

次の話

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